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捜査関係資料100点超放置 大阪府内の2警察署

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 大阪府内の2警察署で捜査書類や証拠品など100点以上が放置されているのが見つかったことが20日、大阪府警への取材で分かった。府警では全署を対象にした点検で、計約8300点の捜査関係資料が放置されていたことが平成28年に判明。今回の捜査書類などはこの際に見落とされていたとみられ、府警は詳しい経緯を調べている。

 府警によると、捜査関係資料が放置されていたのは羽曳野署と曽根崎署。羽曳野署では昨年12月、刑事課員が書類棚を整理していたところ、捜査書類や証拠品百数十点が放置されているのを発見。曽根崎署では今年2月、書類の廃棄作業の際、数件分の事件に関係する書類が見つかった。

 見つかった書類から、公訴時効などで検察庁に送らなければならない事件が少なくとも十数件あり、府警は資料の精査を進めている。

 捜査関係資料の放置をめぐっては、平成24年に羽曳野署で、傷害事件の逮捕状請求書などが放置され、公訴時効が成立していた問題が発覚。全署を対象に調査した結果、全65署のうち61署で、昭和50年以降に発生した2270事件の資料計約8300点が放置されていたことが判明した。

 宮崎亘刑事総務課長は「原因を調査の上、厳正に対処し、同種事案がないか調査指導を徹底する」とコメントしている。

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