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なにわ筋線、新大阪地下化…予算案、万博後の関西活性化へ道筋

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 平成31年度政府予算案では、大阪中心部と関西国際空港をつなぐ鉄道新線「なにわ筋線」に初めて予算が手当てされるなど、関西の交通インフラ充実につながる施策も盛り込まれた。万博後をにらんだ関西の将来像が具体化しつつある。

 なにわ筋線はJR大阪駅北側の北梅田駅(仮称)とJR難波・南海新今宮駅を結び、JR西日本と南海電気鉄道が共同運行する。今回はなにわ筋線を含む整備費補助として、60億円が計上された。

 同線の総事業費は3300億円。大阪府、大阪市は整備主体となる第三セクターへの出資などを始めており、国の補助も加わることで来年度から駅やトンネルの設計が本格化する。大阪中心部から関空までの所要時間は約1時間から約40分に短縮。開業予定は2031年で、梅田や中之島など大阪キタのビジネス拠点と関空のアクセスが改善され、万博後の新たな需要を掘り起こしそうだ。

 また、2046年開業を目指す北陸新幹線の敦賀-新大阪間の環境影響評価などの調査費に12億円を計上。終点の新大阪駅はリニア中央新幹線の乗り入れも想定されており、地下ホームの整備も検討する。

 りそな総研の荒木秀之主席研究員は「なにわ筋線など将来の都市イメージが固まり、人の流れが想像しやすい。投資の呼び水効果が期待できる」と評価した。

 一方、関西国際空港の災害対策には財政投融資が活用される。540億円規模で護岸のかさ上げなどの対策を講じる。

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