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【西日本豪雨】貨物の大動脈復活へ 山陽線再開で物流停滞解消

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 JR山陽線の不通区間が30日解消され、JR貨物の鉄道輸送も近く、約3カ月ぶりにほぼ正常化した。山陽線は本州と九州を結ぶ物流の大動脈だが、西日本豪雨後、輸送が停滞していた。

 JR貨物はこの日に運転再開を予定していたが、29日夜に一部区間で土砂崩れがあったため延期を決めた。

 JR貨物はトラックや船舶による代替輸送のほか、8月28日から山陰線を利用した迂回運行も実施。だが、山陰線は単線で勾配が多いことなどから積載量に限りがあり、輸送量は豪雨前の2割程度にとどまっていた。山陽線の再開に伴い、一部の貨物列車は当面運休するものの、9割程度まで回復する。

 JR貨物によると、西日本豪雨により寸断された東福山(広島)-新南陽(山口)間の1日当たりの輸送量は昨年約3万トン。積み荷は宅配便のほか、東京方面からは雑誌や食料品、九州方面からは農産品などが多くを占める。今年8月の宅配便の輸送実績は約16万トンで、前年同月比3割減だった。

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