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中小企業の人手不足感、賃金など大企業との差に課題 大阪中小企業投資育成が調査

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 大阪中小企業投資育成(大阪市)は18日、投資先企業の新卒採用についてのアンケート結果をまとめた。売り手市場が続き、採用環境はなお厳しい状況だ。知名度の乏しさや待遇面での改善など課題も浮き彫りとなった。

採用に向けた課題は「自社の知名度向上」

 調査は6月中旬に行い、大阪府を中心に西日本の約600社が回答した。

 平成31年度の採用予定人数で最も多かったのは「前年と変わらず」で昨年の調査より4ポイント増の46%。「前年度より増やす」が37%と続き、「採用予定なし」は同3ポイント減の10%だった。

 人材確保は「量・質ともに厳しい」が同1ポイント増の56%。採用に向けた課題は「自社の知名度向上」で昨年と同じ43%で最多。「給与・待遇面の見直し」が同9ポイント増の30%と続いた。

 一方、同社は高校・大学生に中小企業の就職先を紹介する専用サイト「投資育成キャリアナビ」(https://www.toushiikusei.net./career/)を18日に開設した。大企業に比べ知名度に課題を感じる優良企業を採用面で支援する狙いがある。

 現在、投資先の367社を掲載しており、数年内に1500社に増やすことを目指す。財務基盤や事業の成長性など同社の投資基準を満たしており、「学生には安心してアプローチしてもらえる」(担当者)とアピールしている。

 また同社は18日、中小企業・ベンチャー企業への就職活動支援などをテーマに、近畿大学と包括連携協定も締結。同大のキャリアセンターを通じて学生に専用サイトを紹介するほか、今後は投資先経営者による大学への出前講義やインターンシップにも取り組む。

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