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【西日本豪雨】広島・安芸で発見の遺体 高3の植木将太朗さんと確認

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地元住民が見守る中、発見された遺体が運び出された =広島市安芸区矢野東(宮崎瑞穂撮影)
地元住民が見守る中、発見された遺体が運び出された =広島市安芸区矢野東(宮崎瑞穂撮影)

 西日本豪雨で、土砂崩れが起きた広島市安芸(あき)区矢野東で行方不明となっていた高校3年の植木将太朗(しょうたろう)さん(18)の死亡が18日、確認された。生存を信じ、家族や同級生ら大勢が捜索にあたっていた。同級生らは「無事でいてほしかった」と肩を落とした。

「やばいわ」が最後の電話

 広島県によると、16日午前、自宅敷地内から1人の遺体が見つかり、広島県警が身元確認をしていた。死因は窒息死。自宅に土砂崩れが直撃し、巻き込まれたとみられる。

 植木さんと連絡が取れなくなったのは6日午後8時ごろ。母親(45)によると、将太朗さんから「やばいわ」と電話があり、これを最後に電話はつながらなくなった。7日から母親らが現場周辺で捜索活動を始め、同級生が短文投稿サイト「ツイッター」で呼びかけ、同級生や近隣住民ら約100人が集まった。

 友達が多く、ムードメーカーだった植木さん。「生きていると信じている」と同級生らが捜索を続けていたが、願いはかなわなかった。近隣住民によると、18日午前11時ごろ、現場に母親や祖父母が訪れ、住民に「捜索活動に加わってくれてありがとうございました」とお礼。植木さんの遺品を見つけた母親は「将太朗の靴です」と話し、落胆した様子だったという。

「もう会えないという現実を受け入れられない」

 植木さんの祖父から「捜索に加わってくれてありがとう」と声をかけられたという、幼なじみで高校3年の宮原和輝さん(17)は「無事に戻ってくると信じていたのでつらい。将太朗にもう会えないという現実を受け入れられない」と話した。

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