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戦時下の姫路、写真で伝える 市平和資料館で企画展

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戦前戦後の姫路の様子を伝える写真パネルが並ぶ企画展=姫路市西延末
戦前戦後の姫路の様子を伝える写真パネルが並ぶ企画展=姫路市西延末

 戦前から戦後の姫路の風景や市民生活の移り変わりを写真を中心にたどる企画展「写真が語る戦前から戦後の姫路」が、兵庫県姫路市平和資料館(同市西延末)で開かれている。県立歴史博物館所蔵の資料から姫路の町並みや生活の様子などを記録したパネル写真約50点を中心に計約110点を展示。戦時色が色濃くなる様子や、米軍の空襲で大きな損害を受けた街の様子を伝えている。7月8日まで。

 姫路出身の郷土史家、故高橋秀吉さんが戦前から戦後にかけて集め、現在は県立歴史博物館が所蔵する写真や絵はがきなど約16万点に及ぶ資料の中から展示構成。旧日本陸軍第10師団司令部が置かれた軍都として、明治以来発展した姫路の様子を写真で紹介しているほか、姫路城を残して焦土となった市内の様子や竹槍(やり)訓練をする少女、木製の模擬銃を持って児童らが行進する小学校の運動会の光景など、戦時下の姫路の様子を記録した貴重な写真も展示されている。

 また、平和資料館所蔵の焼夷弾(しょういだん)の実物や、「赤紙」と呼ばれた召集令状なども並ぶ。空襲時に役立てるため米軍戦闘機の音を機種別に収録したレコード「敵機爆音集」などの珍しい資料も公開されている。

 同館の担当者は「姫路にこのような時代があったことを老若男女問わず思い出していただきたい」と話していた。

 企画展は入場無料。月曜休館。問い合わせは同館(電話 079・291・2525)。 

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