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世界のIR事業者、日本進出へ攻勢強める 早くも完成予想図公開、専門チーム設立も

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米MGMリゾーツ・インターナショナルが大阪・夢洲に建設を目指すIRのイメージ図。庭園に植物園を配置し、タワーホテルに加え和風の旅館も設ける構想だ
米MGMリゾーツ・インターナショナルが大阪・夢洲に建設を目指すIRのイメージ図。庭園に植物園を配置し、タワーホテルに加え和風の旅館も設ける構想だ

 カジノを含む統合型リゾート(IR)の日本導入を見据え、世界の大手IR運営事業者が参入へのアピール攻勢を強めている。政府・与党はIR実施(整備)法案について、6月20日が会期末の今国会中に成立させる方針で、その後は最大3カ所の建設地や、開設までのスケジュールなどの調整が始まる。IR運営各社は早くも完成予想図を公開するなど、進出への取り組みを具体化させつつある。

大阪事務所を早期開設へ

 米IR事業者のMGMリゾーツ・インターナショナルは、大阪市で4月下旬に開かれたIR関連展示会で、大阪府市が大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)に誘致を目指すIRに参画した際の完成イメージを展示。中央の庭園に植物園を設置するほか、旅館や日本芸能の劇場などを配置し、農園やリサイクルセンターも設けるなど環境配慮を打ち出した。

 MGM日本法人のエド・バワーズ代表執行役員は、「大阪はIR誘致への政治的リーダーシップが強い」と評価し、進出の拠点とする大阪事務所を年内の早期に開設する方針も示した。

 米シーザーズ・エンターテインメントも同イベントで、大阪でのIR構想のイラストマップを公開。医療・健康関連サービスを提供する「再生エリア」を設けるアイデアを披露した。健康をテーマに挙げる大阪府市の方針に沿った内容だ。

「日本のどこでも手を挙げる」

 マカオを本拠地とするメルコリゾーツ&エンターテインメントは4月上旬、御堂筋沿いに大阪オフィスを開設。同じくマカオ系のギャラクシー・エンターテインメント・グループは5月上旬、日本進出に向けた専門チームを設置した。

 ギャラクシーは、出資しているモナコのカジノホテルなどとともにIRを手掛ける構想で、ジェレミー・ウォーカー副社長は「IR建設が日本のどこになっても手を挙げる」と意気込む。

 マレーシア系のゲンティン・グループでも、日本進出チーム設置が検討されているという。IR実施法案が成立すれば、参入競争はさらに熱を帯びそうだ。

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