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【アメフット】日大の反則見解に関学大が回答、午後に記者会見…日大広報部「監督から指示してない」

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記者会見する関学大アメフット部の鳥内秀晃監督=12日、兵庫県西宮市
記者会見する関学大アメフット部の鳥内秀晃監督=12日、兵庫県西宮市

 アメリカンフットボールの関西学院大と日本大の試合で日大選手による悪質な反則行為で選手が負傷した問題で、関学大アメフット部は17日午後、兵庫県西宮市内で鳥内秀晃監督らが出席して記者会見を開く。同部による抗議文に対する日大の回答書などについての見解を示す。

 問題の行為は6日に東京都内で行われた両校の定期戦で起きた。日大の守備選手は、パスを投げ終えて無防備な状態にあった関学大のクオーターバック(QB)に背後から激しくタックル。負傷したQBは後に「第2・第3腰椎棘間靱帯(きょくかんじんたい)損傷」と診断された。危険極まりないラフプレーは多くのメディアに取り上げられ、スポーツ庁の鈴木大地長官が「なぜああいうプレーが起きたのか」などと問題視し、日大に批判が集中していた。

 関学大は12日の会見で日大側の対応を痛烈に批判。抗議文を送り、15日に日大から回答書を受け取った。日大広報部によると「ラフプレーは認めて謝罪しているが、監督から指示はしていない」との内容になっている。

 両校は日本のアメフット界を長年牽引したライバル同士。昨年12月の全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」でも対戦し、日大が27年ぶり21度目の優勝を果たした。

 アメリカンフットボール界で名門として知られた日本大が揺れている。6日に東京都内で行われたライバル関西学院大との定期戦で日大の守備選手が悪質な反則行為を犯したことで大きな批判を浴びているが、その過去は輝かしい歴史に彩られている。

 1940年創部の日大は、大学日本一を決める「甲子園ボウル」で、東西王座決定戦だった時代も含めて21度の優勝を誇る。「赤」のチームカラーと「フェニックス(不死鳥)」の愛称で有名だ。

 59年から2003年まで監督を務めて06年に死去した篠竹幹夫氏が一時代を築いた。パスを多用するショットガン隊形を武器に、甲子園ボウルを1978年から5連覇するなど日大を17度、学生王座に導いた。社会人代表との日本選手権「ライスボウル」も91年までに4度制した。

 ただ、その後は低迷が長く続いた。学生王者に返り咲いたのは、昨年だ。現監督の内田正人氏が率いたチームが甲子園ボウルで関学大を破って27年ぶりに優勝し「不死鳥が鮮やかに復活」などと広く伝えられた。

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