PR

【サッカーの裏話】ブラジルでポケモンゴールが席巻 ピカチュウ選手が大活躍、ロシアW杯へ期待高まる

PR

 ブラジルで「ポケモンGO(ゴー)」ならぬ、ポケモンゴールがファンを熱狂させている。第2の都市リオデジャネイロの名門サッカーチーム、ヴァスコ・ダ・ガマで、DF登録のヤーゴ・ピカチュウ選手がゴールを次々に決めて、チームの快進撃に貢献。今年6月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)のブラジル代表に推すファンの期待も高まっている。ロシアでもポケモンゴールが生まれるかもしれない。

ヴァスコ・ダ・ガマのホーム、リオデジャネイロのスタジアムでゴールを決めて喜ぶヤーゴ・ピカチュウ選手(AP)
ヴァスコ・ダ・ガマのホーム、リオデジャネイロのスタジアムでゴールを決めて喜ぶヤーゴ・ピカチュウ選手(AP)

ポルトガル語では「ピカシュウ」の発音に近い

 ブラジル人は本名が長く、ニックネームで名を呼び合うことが頻繁にある。プロサッカー界でも、多くのプレーヤーがニックネームで選手登録されており、サッカーの王様ペレや日本代表監督を務めたジーコも愛称だ。

 25歳のピカチュウ選手も子供のころに付いたあだ名。本名はグライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボアという。ちなみに、ポルトガル語では、「ピカシュウ」という発音に近い。

 ブラジル北部ベレン出身のピカチュウ選手はフットサルから選手としてのキャリアをスタートし、小さくてすばしっこい動きをすることから、当時のコーチに日本のアニメ「ポケットモンスター」の人気キャラクター、ポケモンのニックネームをつけられた。

ピカチュウ選手(右)はヴァスコ・ダ・ガマの攻守の要(AP)
ピカチュウ選手(右)はヴァスコ・ダ・ガマの攻守の要(AP)

最初は気にくわなかった

 ピカチュウ選手は当初、そのニックネームが気にくわなかったが、プロ選手としての階段を上がるたびに、ファンや仲間に好意的に認知されていき、本人も受け入れるようになった。

 ピカチュウ選手がリオのチームでありながら、ブラジル全土に熱狂的なファンがいるヴァスコ・ダ・ガマに加入したのは2016年のこと。同じ年に夏季五輪が開催されたリオでは、7月にスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の利用が開始され、若者たちが街中でのプレーに夢中になった。

 一方、ピッチ上ではテクニシャンのピカチュウ選手が地元のスタジアムでプレー。次々にゴールを決めて、ファンを喜ばせ、リオではダブルでピカチュウの一大ブームがわき起こったのだ。

ポケモンゴールが決まると、スタジアムではピカチュウコールがわき上がる(ロイター)
ポケモンゴールが決まると、スタジアムではピカチュウコールがわき上がる(ロイター)

 ピカチュウ選手の活躍をアピールするため、クラブは公式サイトにピカチュウのキャラクターロゴを使うようになり、ブラジルサッカー連盟も公式ツイッターで、ピカチュウ選手が得点を決めると、「#PokemonGol」(ポケモンゴール)というハッシュタグつきのメッセージを流し、人気に火をつけた。

ドリブルで攻め上がるヤーゴ・ピカチュウ選手(AP)
ドリブルで攻め上がるヤーゴ・ピカチュウ選手(AP)

 ピカチュウ選手は今季もゴールを量産している。公式サイトによると、右サイドバックのポジションでありながら果敢に攻め上がって、通算10ゴールを挙げている。先に行われたリオデジャネイロ選手権では、ボタフォゴ戦で2ゴールの活躍を見せ、勝利に貢献した。

 「多くのゴールを奪って、素晴らしいゲームでファンを祝福したかった」とピカチュウ選手。W杯を迎える2018年、ブラジルだけでなく、世界のサッカー界にピカチュウ人気が起こるかも知れない。

この記事を共有する

関連ニュース

おすすめ情報