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【動画】大型フェリー、19時間ぶり航行再開 大阪南港に戻る 疲れた表情の乗客

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大阪南港に到着した「フェリーふくおかII」=19日午後6時17分、大阪市住之江区(本社ヘリから、沢野貴信撮影)
大阪南港に到着した「フェリーふくおかII」=19日午後6時17分、大阪市住之江区(本社ヘリから、沢野貴信撮影)

 兵庫県明石市沖の海上で18日夜、乗客乗員計509人を乗せた大型フェリーが灯浮標(ブイ)に接触した事故で、現場に停泊していたフェリーが19日午後3時前、約19時間ぶりに航行を再開し、同6時前に大阪南港(大阪市)に到着した。船内で一夜を過ごした乗客は疲れた表情を見せていた。

 事故を起こしたのは、大阪南港から新門司港(北九州市)に向かっていた「フェリーふくおかII」。体調不良を訴える乗客を姫路海上保安部の巡視艇に移送する直前に接触した。

 神戸海上保安部によると、19日昼に潜水士が海中のスクリューを調査したところ、右舷側スクリューにブイを固定するチェーンが巻き付いていた。チェーンは除去したものの使用できないため、左舷スクリューのみで航行を再開した。

 事故後、ほかに体調不良を訴える乗客はいなかったという。神戸海上保安部は今後、フェリー関係者から事情を聴くなどし、事故原因を詳しく調べる。

 大阪南港に到着したフェリーからは疲れた表情の乗客らが次々と下船した。家族3人で山口県から大阪に旅行にきた帰りだという会社員、山田竜也さん(47)は「ブイと接触したときにゴゴゴという音がしてドーンと揺れた」と振り返り、「驚いたが、混乱はなかった。無事に着いてほっとした」と語った。

 母親(47)と大阪や京都で観光し、帰宅する途中だったという福岡県小郡市の大学4年の女性(22)は、別の乗客と「怖かったですね」と声をかけあって一夜を過ごしたといい「疲れました」と話した。

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