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明石城に天守閣なぜないの? 築城400年、ポスターで問う

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明石城の築城400年をPRするポスター=明石市
明石城の築城400年をPRするポスター=明石市

 明石城にどうして天守閣が建てられなかったのか-。来年で築城400周年を迎える明石市の明石城をPRしようと、明石観光協会は、城をデザインしたポスターをつくった。天守閣がない理由を観光客に問いかける内容で、26日から4月1日までJR神戸、三ノ宮、大阪、京都の各駅に掲示する。

 明石城は江戸幕府2代将軍徳川秀忠の命で小笠原忠真が元和5(1619)年に築城したとされる。東西約380メートルの城壁や、巽櫓(たつみやぐら)と坤)櫓(ひつじざるやぐら)がシンボルとなっているが、もともと天守閣がなかった。

 ポスターは縦約1メートル、幅約3メートルの特大サイズ。午前5時に明石城を撮影した写真の上に、「関ケ原の戦いまもない1619年、どうして天守閣を建てなかったのだろう」とのキャッチフレーズが描かれ、「明石には多くのロマンが眠っている」とPRしている。

 県教委と明石市によると、明石城に天守閣が建てられなかった理由として、中津城(大分県中津市)から天守を移築する計画があった▽築城に神経をとがらせる幕府に配慮した▽大砲の技術が進み標的になる建物を建てる必要がなかった-などが考えられるが、はっきりとした理由は分かっていないという。

 同協会のポスターは日本観光振興協会主催の「第66回日本観光ポスターコンクール」に応募され、1次審査を通過。最終審査を前に、コンクールの専用サイト内で一般投票を受け付けている。

 明石観光協会の担当者は「約400年前の石垣や櫓が残る魅力的な城。これを機会に多くの人に明石城の魅力を知ってもらえれば」と期待している。

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