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上水道工事でも差額不正 大阪市発注、600件調査 市の指定より安価な埋め戻し材使用

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上水道工事でも差額不正 大阪市発注、600件調査 市の指定より安価な埋め戻し材使用

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 大阪市発注の水道管敷設工事で、複数の業者が市の指定より安価な埋め戻し材を使用し、差額で不正な利益を得ていた疑いがあることが16日、市への取材で分かった。市は平成25年以降の一部の工事で偽造された伝票などを確認。記録が残る24年以降の工事約600件で調査を始めた。

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 市建設局の下水道工事でも業者が市指定の埋め戻し材を使ったように装う不正が発覚。市は24年以降の工事について調査を進めている。

 発注した市水道局によると、不正があったとみられるのは、老朽化した水道管を耐震性のある管に交換する工事。15年度から工事残土に石灰を混ぜた土を埋め戻し材として使うよう規定しているが、業者はコンクリートやアスファルトを砕いた再生砕石を使用していた。

 市の抽出調査では、購入伝票の偽造や、市指定の土を購入したように装った架空伝票が見つかった。再生砕石の価格は指定の土の半額以下で、業者は差額を利益にしていたとみられる。