産経WEST for mobile

【大阪国際女子マラソン】安藤友香、レース中、ドリンク渡された松田に感謝「人間性見習うべき」 MGC出場資格獲得するも「正直、悔しい」 

記事詳細

大阪国際女子マラソン

安藤友香、レース中、ドリンク渡された松田に感謝「人間性見習うべき」 MGC出場資格獲得するも「正直、悔しい」 

更新

 2020年東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場資格を懸けた「第37回大阪国際女子マラソン」(日本陸上競技連盟、産経新聞社、関西テレビ放送など主催、奥村組協賛)が28日、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居を発着点とする42・195キロのコースで行われ、昨夏の世界選手権(ロンドン)マラソン代表の安藤友香(ゆか)(23)=スズキ浜松AC=が2時間27分37秒で3位に入った。

<< 下に続く >>
20キロ手前、給水を失敗した安藤友香に自分のボトルを手渡す松田瑞生(右) =28日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影) 20キロ手前、給水を失敗した安藤友香に自分のボトルを手渡す松田瑞生(右) =28日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 MFCへの出場資格を獲得したが、優勝した松田瑞生(ダイハツ)、2位の前田穂南(天満屋)のペースについていけず、安藤は「正直、悔しい結果になった」と記者会見で言葉を詰まらせた。予想外のレース展開に戸惑い、課題に挙げていた精神面の弱さが顔をのぞかせた。

 序盤から松田、前田らと先頭集団を形成。必死に食らいついたが、「考えが甘かった」と反省するのが25キロ地点で前田が抜け出した場面だ。「誰かが動くとは予想していたけど、前田選手が出てくるとは。気持ちで引いてしまった」。前を追う松田にも引き離されると、巻き返す力は残っていなかった。

 一方で、レースを通じて学ぶこともあった。給水所でドリンクを取り損ねたのを見て、自分のドリンクを手渡してくれたのが、優勝した松田だった。「改めてマラソンの魅力だなと感じた。松田選手の人間性は見習うべきところ」

 東京五輪出場を争うレースはまだ始まったばかりだ。杉山コーチも「現状の力は出し切ったと思う。逃げずに立ち向かったことがMGCにつながった」と前向きに評価する。2020年に向け、23歳が新たなスタートを切る。(岡野祐己)

▼出場選手の順位や記録は、大阪国際女子マラソンの公式サイト(http://www.osaka-marathon.jp/)で(公式サイトはこちらをクリック)

写真ギャラリー

  • 20キロ手前、給水を失敗した安藤友香に自分のボトルを手渡す松田瑞生(右) =28日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)