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【メガプレミアム】チャーハン、関西人は「焼きめし」、冷やし中華は「冷麺」…あの「タンメン」食べたのはわずか20%

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チャーハン、関西人は「焼きめし」、冷やし中華は「冷麺」…あの「タンメン」食べたのはわずか20%

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 日本の食文化は東西で異なる。好まれるのは東がこい口しょうゆ、西がうす口しょうゆ、うどんは西、そばは東…。日本料理だけでなく、中華料理の呼び方やメニューにもそんな違いがあるのではないか。そんな思いから、大阪・ミナミ(大阪市中央区)で30人に東京などで言う「チャーハン」と「冷やし中華」を何と呼ぶか、また関東で広く知られる麺料理「タンメン」を知っているか尋ねてみた。その結果、「チャーハン」を関西風の「焼きめし」と呼んだのは過半数の18人。また「冷やし中華」を関西風の「冷麺」としたのは6割以上の19人を占めた。一方、タンメンを食べたことがあると答えたのは、わずか6人(20%)だった。(張英壽)

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焼きめしは「家庭」、チャーハンは「外食」

 「大阪やったら、焼きめし。大衆的な中華の店に行ったら、焼きめしというやろ。お好み焼き店でも同じ。子供の頃、焼きめしとしか言わなかった」

 3つの質問をしてみた大阪・ミナミの街頭。大阪府貝塚市の男性会社員(47)はそう言い切った。

 チャーハンか焼きめしかの質問では、先入観を持たれないよう画像を見せ、何というか答えてもらう方式で行った。炒飯と書いてチャーハンと読んだり、焼きめし、焼き飯、焼飯、やきめしといった表記がされたりするが、ここでは、チャーハン、焼きめしに統一する。

 質問した30人に画像を見せたところ、即座に「焼きめし」と答えたのは7人だったが、最初「チャーハン」と答えたものの、よく聞くと「外や店では『チャーハン』だが、家では『焼きめし』と呼ぶ」などと答えた人が9人いた。さらに「両方使う」「どっちでも」と回答した2人を入れると、18人が「焼きめし」となり、純粋に「チャーハン」としたのは11人だった。「日本語と中国語の違い」と答えた人が1人いた。

 チャーハンと焼きめし。同じ料理を指しているが、焼きめしには家庭、チャーハンには外食のイメージがあるようだ。

 大阪市生野区の男子大学院生(26)は「チャーハンは(中華料理店で皿に盛られた)丸い形のイメージで、焼きめしは(そんな形にできなくて)べたっとしている。チャーハンは店の味で、焼きめしは家庭の味」と話した。

 堺市美原区の男性会社員(52)は「中華鍋を振ってつくるのはチャーハンで、フライパンでつくるのが焼きめし」と表現した。

 また兵庫県西宮市の30代の女性会社員は「焼きめしは家でつくるもの。余った食材を使い、調味料は塩、コショウ。チャーハンは豚とか卵、しょうゆを使う」。大阪府河内長野市の男性会社員(55)は現在はチャーハンと呼んでいるというが、子供の頃を振り返り、「昔は焼きめしで、冷蔵庫の残り物を使った。チャーハンと言うようになったのはここ10~20年」と語った。

写真ギャラリー

  • 南ばん亭の焼めし=大阪府豊中市
  • 南ばん亭の焼めし=大阪府豊中市
  • 南ばん亭の焼めし=大阪府豊中市
  • 「ぎょうざの満洲」のタンメン(同社提供)