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巫女姿でJAPAN体験 「君の名は。」効果で外国人女性向けプログラム人気 兵庫・尼崎えびす神社

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巫女姿でJAPAN体験 「君の名は。」効果で外国人女性向けプログラム人気 兵庫・尼崎えびす神社

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巫女装束で神社でのマナーを学ぶ留学生ら。右は宮司の太田垣さん 1/1枚

 日本文化を気軽に体験できるとして、兵庫県尼崎市神田中通の尼崎えびす神社が始めた外国人向けの巫女(みこ)体験が人気を呼んでいる。昨年4月に始めて以来、すでに外国人観光客約150組から申し込みがあった。中には昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」でヒロインの巫女姿を見て応募してきた外国人もいるという。

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 尼崎市内に宿泊しながら大阪や京都へ遊びに行く外国人観光客が多い中、市内の地域団体や企業でつくる「尼崎おもてなし研究会」が昨年2月、同神社宮司の太田垣亘世(のぶよ)さん(47)に、外国人向けの観光プログラムについて相談。太田垣さんは米ニューヨークで「赴任宮司」として神道活動に従事した際、巫女体験が好評だったことから、今回の企画を思いついた。

 体験は外国人の女性に限定。巫女の装束を着て神殿でのマナーや仕事内容などを学べるほか、神楽舞い用の装束で鈴鳴らしなどが体験できる。太田垣さんによると、特にヒロインが巫女姿となったアニメ映画「君の名は。」が現地でもヒットした台湾からの参加者が多いという。

 今月12日には、園田学園女子大(同市南塚口町)へ短期留学中のオーストラリアやフィジーなどの大学生10人が巫女体験に挑戦。太田垣さんから狛犬や鳥居など神社の説明を受けると、巫女装束に着替え、目を閉じて神妙な顔つきで二礼二拍手一礼などをしていた。

 御朱印を集めるほど日本文化に興味があるというオーストラリア人留学生、ジェニー・ノさん(22)は「巫女姿になると、大きなものに守られているような気持ちになり落ち着く。日本文化は小さな動作にまで意味があり、興味は尽きない」と笑顔をみせた。