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【風・学校の頭髪指導(1)】「荒れた学校の教壇に立ってから言いなさい」元教諭からの手紙 「染髪禁止」儒教の倫理観も

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「荒れた学校の教壇に立ってから言いなさい」元教諭からの手紙 「染髪禁止」儒教の倫理観も

風・学校の頭髪指導(1)更新

 地毛登録については「髪染め禁止を校則にする以上、生徒を差別から守ることになる」(高知県・59歳男性)と理解を示す声があった一方、「制度の存在そのものが人権侵害」(20代後半・性別不明)との意見も出た。

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 【用語解説】大阪の頭髪黒染め強要訴訟

 今年10月、大阪府立高校3年の女子生徒(18)が生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう強要されたとして、損害賠償を求めて府を大阪地裁に提訴した。生徒側は、黒染めを繰り返させられて頭皮がボロボロになり過呼吸で不登校となったほか、ペナルティーを理由に学校行事への参加を禁止され、クラスに机も置かれなくなったと主張。これに対し、府は、机の件は不適切だったとしながらも「(学校側は)生まれつきの髪色になっていないと判断した」と反論し、全面的に争う姿勢を示している。この問題を受け、大阪府教育庁は府立高137校を対し、頭髪指導の現状についてアンケートを実施し、結果を公表。8割が地毛が黒くない生徒についての情報を把握している一方で、9割が校則などで脱色・染色を禁止していることが明らかになった。  =学校の頭髪指導(2)に続く

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