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SNSいじめを早期発見 スマホから匿名通報できるネットサービス試験導入、熊本県

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SNSいじめを早期発見 スマホから匿名通報できるネットサービス試験導入、熊本県

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 いじめを匿名で報告するネットサービスの画面 1/1枚

 熊本県は30日、生徒間の会員制交流サイト(SNS)などでのいじめを早期発見するために、生徒らがスマートフォンなどからいじめを匿名で報告するネットサービスを、県立の高校2校と中高一貫校1校で9月1日から試験的に導入すると発表した。都道府県のいじめ対策としては初の取り組みとしている。

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 県によると、スマホを持つ生徒が増え、親や教師の目が届きにくい無料通信アプリLINE(ライン)といったSNSでのいじめが増加傾向にあるという。

 「Kids’Sign」というサービスで、いじめにあったり目撃したりした生徒が、学校名やいじめの状況、関係する人の名前を、ネット上の画面からいつでも匿名で県教育委員会や学校に通報できる。対象校で試験的に導入して検証し、来年度に全県立中学、高校での本格導入を目指す。

 県によると、県内の小・中学、高校を対象に行ったアンケートでは、いじめにあったことのある児童・生徒の約2割が「誰にも相談できなかった」と回答。県の担当者は「いじめにあっている生徒が声を上げるためのツールになってほしい」と期待している。