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【華麗なる宝塚】花組・飛龍つかさ、尊敬する明日海りおが「一から役作りする姿」を見て感動-新人公演「邪馬台国の風」で初主演

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花組・飛龍つかさ、尊敬する明日海りおが「一から役作りする姿」を見て感動-新人公演「邪馬台国の風」で初主演

華麗なる宝塚更新
宝塚歌劇団花組の新人公演主演を務める飛龍つかさ=兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団(南雲都撮影) 1/3枚

 入団6年目の、宝塚歌劇団花組男役スター、飛龍(ひりゅう)つかさが新人公演「邪馬台国の風」で初主演する。飛龍は「お芝居が大好き。観客の皆さんと一緒に作り上げたい」とほほ笑む。宝塚大劇場は6月20日、東京宝塚劇場は8月17日。

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 「まさかという気持ちと、驚きと喜び。同時に責任感と、自分にできることを精いっぱい頑張りたい思い、自分に対する期待が込み上げました」。的を射た言葉が印象的な、聡明(そうめい)な人だ。

 オリジナル作ゆえに、本公演で主人公を演じるトップ、明日海りおが一から役作りする姿を見ることができた。「毎回違う取り組みをされながら、作っていく過程がとても繊細で緻密。感動しました」

 初舞台後、月組の「ロミオとジュリエット」に出演。当時月組の明日海が役替わりで、ロミオとティボルトという真逆のキャラクターを演じていた。「演じているとき、他の役の面影が一切出ない。常にその役になりきられていて、圧倒されました」。自身が花組配属された後、くしくも明日海が花組に異動。タイプの異なる役を演じ分ける明日海を見て、ますます芝居が好きになったという。

 尊敬する本役の明日海からは「せりふを聞いているときの、役のたたずまいにも、こだわってみては」とアドバイスを受けたとか。

 祖母、母と三代続く宝塚ファン。小学3年時、自宅で元花組トップ、愛華(あいか)みれの舞台映像を見て衝撃を受け、宝塚を志した。「自分も夢を与える側になりたいと思い、母に宝塚に入りたいと言ったことを今も覚えています」

 憧れは、スーツの似合う“男くさい”男役。それゆえ、芸名は入団時の干支である辰、龍が天に上っていくイメージでつけた。「男らしい名前にしたかった。ゴリゴリです」と笑う。

 一人っ子だが、年の離れたいとこが多く“お姉さん気質”。面倒見がよく、落ち着いた言葉遣いと物腰から、同期に「先輩」とも呼ばれているそう。「人を思う気持ちは普段から大切にしています。包容力がオーラに代わるような男役になりたいです」

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  • 宝塚歌劇団花組の新人公演主演を務める飛龍つかさ=兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団(南雲都撮影)
  • 宝塚歌劇団花組の新人公演主演を務める飛龍つかさ=兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団(南雲都撮影)