産経WEST for mobile

松井知事「大阪に世界に類みない圧倒的なIR実現する」 府と市が初の推進会議

記事詳細

松井知事「大阪に世界に類みない圧倒的なIR実現する」 府と市が初の推進会議

更新
第1回IR推進会議の冒頭であいさつする松井一郎・大阪府知事(奥左から2人目) 1/1枚

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す大阪府と大阪市は30日、府庁で、ギャンブル依存症対策などについて協議する「IR推進会議」の初会合を開いた。依存症や治安対策のほかIR運営の構想素案を検討し、官民一体で誘致を進める。

<< 下に続く >>

 会合では、松井一郎知事が「依存症や地域の風俗環境悪化への対策が必要だ。世界に類を見ない圧倒的なIRを実現したい」と強調。座長を務める大阪観光局の溝畑宏理事長は「オール大阪、関西で誘致を進めたい」と意気込んだ。

 ギャンブル依存症に詳しい大阪市立大大学院の井上幸紀・医学研究科教授、前府警本部長で弁護士の樋口眞人氏、経済団体の幹部らも出席。府と市の担当者から誘致の現状などの説明を受け、今後の会議の進め方などを協議した。

 IRをめぐっては、昨年末に基本法となる「IR整備推進法」が施行され、今年中に、カジノの運営方法の基準などを定めた実施法案が提出される予定。実施法の施行後、国が公募の形で全国の自治体からIR候補地を選定する。

 府と市は来月、推進会議の事務局機能などを担う共同部署「IR推進局」を設置。同市の人工島・夢(ゆめ)洲(しま)で、早ければ平成35(2023)年の開業を目指す。夢洲は同じく府と市が誘致を目指す2025年国際博覧会の会場候補地でもあり相乗効果を期待している。

 一方、海外のIR事業者も大阪開業に関心を寄せ、松井知事らを相次いで訪ねている。松井知事は、事業者の選定基準を「大阪に一番投資してくれるところ」と明言。具体的な選定方法も、推進会議で協議してもらう考えを示している。

 大阪以外にも和歌山市や北海道、長崎県佐世保市などが誘致を目指している。