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【from社会部】韓国人の大阪人気、2位どころか1位に…でも電車の「区急」「各停」苦肉のハングル!?

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韓国人の大阪人気、2位どころか1位に…でも電車の「区急」「各停」苦肉のハングル!?

from社会部更新

 「韓国で、大阪は2位の人気都市」という内容の記事を今春、書いた。

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 韓国最大手の旅行会社が昨年12月の1カ月間、ホームページ上で「2016年 自由旅行で行ってみたい都市」というテーマでアンケート。7200人余りが回答し、フランス・パリに次いで大阪が2位に入ったことを伝える記事だった。

 それから半年以上たち、1年が終わろうとしているが、大阪・ミナミで街頭取材などをすると、常に韓国語が聞こえ、韓国人観光客の熱気が伝わってくる。

 韓国のポータルサイトで調べると、大阪が2位どころか1位の人気都市という報道が相次いでいる。韓国の各電子メディアによると、旅行サイトで、気軽に行く旅行先として、最も多く検索されたのが大阪だったという記事や、アシアナ航空の乗務員に「推薦する一人旅の旅行先」をアンケートしたところ、大阪が1位だったというニュースなどがあり、目を引いた。

 今秋、ミナミのすし店が外国人客に、わさびを多く入れ、日韓のネット上で問題となった“事件”が起きた。それでもミナミでは、その直後こそ韓国人は少なく感じられたが、すぐに元通りになった。

 増える外国人観光客のために、鉄道各社は駅の表示に英語だけでなく、韓国語や中国語を取り入れている。駅名だけでなく、「特急」や「急行」など電車の種類も各国語に訳しているが、ハングルにすると、ちょっと奇異な感じがするものもある。

 南海電鉄の場合、「各停」「準急」「区急」を、韓国語に直訳し「カクチョン」「チュングプ」「クグプ」とハングルで表記している。だが、そんな言葉は、韓国では耳慣れない。ミナミで、ある韓国人に聞くと、首をかしげていた。

 南海電鉄の広報担当者に聞くと、翻訳担当者も訳の難しさに苦慮しているといい、「よりわかりやすい表記を検討したい」とのこと。「おもてなし」のためにしたサービスで、それ自体はいいことだ。大阪で韓国の若者から「韓国語の表記が多く、歩きやすい」という声を聞いたこともある。もう少し工夫すれば、さらに歩きやすくなるのでは。(堺支局 張英壽)

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