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停職中に旅行、写真投稿で免職は「重すぎる」 岐阜の女性町職員への処分取り消す裁決

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停職中に旅行、写真投稿で免職は「重すぎる」 岐阜の女性町職員への処分取り消す裁決

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 停職処分中に会員制交流サイト(SNS)に旅行先での写真を投稿したとして、岐阜県池田町が懲戒免職処分とした女性職員(31)について、揖斐広域連合公平委員会は10日までに処分を取り消す裁決をした。決定は7日付。

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 女性が処分取り消しを求め、同委員会に審査請求していた。女性は岐阜市内で記者会見し「免職は重すぎる。取り消されて安心した」と話した。

 弁護士によると、昨年11月、勤務時間外に名古屋市内で接客業をして約300万円の収入を得たとして6カ月の停職処分を受けた。期間中、旅行先で食べたカニの写真やコメントをSNSに投稿。町民からの指摘を受け、上司から注意を受けた。しかしその後も投稿を続け、職務の信用を傷つけたとして池田町が5月に懲戒免職処分とした。

 同委員会は、(1)投稿は職業が分かる内容ではなく、信用失墜行為とは言えない(2)弁明の機会を与えておらず手続き上問題がある-と判断した。

 岡崎和夫町長は「主張が認められず残念。復職に向けて話し合いたい」とコメントを出した。

 公平委員会は地方公務員法に基づき設置される第三者機関。懲戒などの不利益処分を審査する。