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「曖昧なリーダーシップは混乱を招く」 オスプレイ佐賀空港配備問題 元海兵隊エルドリッヂ氏

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「曖昧なリーダーシップは混乱を招く」 オスプレイ佐賀空港配備問題 元海兵隊エルドリッヂ氏

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 中国が尖閣諸島を奪えば、次は沖縄、九州…。日本、そして国際社会が打撃を受けます。

 日本は一国平和主義を卒業したと思いますが、仮に配備反対が決まれば、自分さえ、地域さえ、日本さえよければいいという考え方を認めることになります。

 国防にかかわる判断には、国民の安全を担い、民主主義国家と協調する観点が必要でしょう。

 防衛のための音が「騒音」とは

 平成23年の東日本大震災の時に、オスプレイは日本国内に配備されていませんでした。沖縄の米軍基地から輸送ヘリCH46が被災地に向かった。到着にどのくらいかかったと思いますか。3日ですよ。速度が遅い上、空中給油ができない。オスプレイならば、数時間で到着したでしょう。

 今年4月の熊本地震では、オスプレイが支援物資輸送に使われました。一部メディアは「政治利用だ」と批判しました。政治利用でよいのではないでしょうか。速く、搭載量も多いというオスプレイの魅力が分かるでしょう。

 佐賀空港を見ましたが、広大な土地が広がり、周辺に民家などはありません。オスプレイの運用上、素晴らしい空港だと思います。

 オスプレイは離陸の瞬間、エンジン2基が下を向くので騒音がありますが、上空で固定翼モードに転換した後は、地上に音は届きません。

 そもそも米国には「sound of freedom(自由の音)」という言葉があります。命をかけて国を守る軍隊に敬意を払って掲げる言葉です。自国の防衛のための音が「騒音」だとはおかしくありませんか。

 ちなみに平成26年10月、和歌山県の南紀白浜空港での災害対応訓練で米海兵隊のオスプレイを2機使いました。反対運動もあったようですが、何百人何千人もオスプレイを見ようと詰めかけた。佐賀空港に配備されると、オスプレイ見たさに空港の無料駐車場は満杯になるかもしれませんね。