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【2016参院選 青山氏出馬会見詳報(上)】「1期しかやらない」「献金一切受け取らない」「拉致被害者高齢化、決心に」

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「1期しかやらない」「献金一切受け取らない」「拉致被害者高齢化、決心に」

2016参院選 青山氏出馬会見詳報(上)更新

 民間シンクタンク「独立総合研究所」社長でジャーナリストの青山繁晴氏(63)が、20日に開いた参院選出馬会見の主な内容は以下のとおり。

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「僕は政治家は嫌い。ずっとお断りしてきた」

 「いきなり、僕ごときの決心について、驚かせて申し訳ありません。明後日公示の参院選に、自民党の全国比例から立つことを4日前に決めた。ありのままの経緯を話し、いくらでも質問にお答えしたいと思う。明日の朝5時まで」

 「なぜ出るか。端的に申すと、日本は既得権益でがんじがらめ。それを打ち壊して、経済も社会も汚れた政治も変えるためには、僕自身の人生を壊さざるを得ないなという風に考えた。出馬したらどうかというのは、政治部の記者時代から何度かあったが、すべてお断りしてきた。僕は政治家は嫌い。自分を売り込むことを優先するという生き方は、なじまない。ずっとお断りしてきた」

 「今回の件でいうと、今年の1月に、世耕弘成内閣官房副長官から『今回ばかりは出てほしい』とあった。お気づきだと思うが、(慰安婦問題に関する)日韓合意をめぐって、批判渦巻いていたとき。その2日前、安倍総理に『(合意には)反対です』と申し上げた。直後の(世耕氏からの)出馬依頼で、意外だったので断った」

 「それから半年近く過ぎ、先週に突如、8日前、12日だったと思う。安倍総理から電話がありまして、『参議院の比例に出てもらいたい』といわれたので、お断りした。安倍さんから『そう言われるだろうと思って言った』と。総理は『国会で質問してもらえれば、外務省も経済産業省も変わるでしょう。自民党の部会で発言してもらえば、議員にも変わる人が出て来るだろう』と言った。客観的に重い言葉だと思う」

「1期しかやらない」

 「そこから僕は苦しんだ。選挙は今でも嫌、今日の会見は悪夢と同じ。こんな会見で記者出身ですから、苦楽をともにしたようなみなさんとお目にかかるとは夢にも思っていない。既得権益を壊すには、自分の人生を壊さざるを得ないと思った。政治家が嫌いと申した通り、政治家が嫌われ、憎まれる。ところが、その政治によって消費税も決められ、生活の隅々まで決められることを考えれば、政治は嫌だと思って、次世代に渡していいのかな、と。違うことをやるんだったら、やってもいいかなと申しました」