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神戸市、人口で「5大市」から転落…福岡市に抜かれ6位に 若者が減少

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神戸市、人口で「5大市」から転落…福岡市に抜かれ6位に 若者が減少

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 福岡市は18日、平成27年国勢調査の集計結果(速報値)を発表した。人口は153万8510人で神戸市(153万7860人)を650人上回り、政令市の中で5位となった。各市のホームページなどによると、4位は札幌市(約195万人)、3位は名古屋市(約229万人)、1位は横浜市(約372万人)。2位が見込まれる大阪は、同年調査分は未公表。前回6位の京都市は速報値で147万4570人だった。

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■進学や就職も良好“九州の東京”化する福岡市…逆転へ神戸市も秘策

 福岡市は、前回の22年調査では7位だったが、市によると同年以降、住民基本台帳に基づく推計人口で毎年1万人以上増え、前回調査から7万4767人、5・1%増加した。九州各地の若者の流入が増え、進学や就職の受け皿になっているといい、有効求人倍率が全国平均を上回るなど雇用環境の良さも人口増の要因とみられる。

 福岡市は、平成47(2035)年ごろには人口が160万6千人に達すると試算している。高島宗一郎市長は記者団に「九州の拠点として商品や産品を集積し、国内外に発信したい」と強調した。

 一方、神戸市の27年国勢調査(速報値)の人口は、前回調査より6340人、0・4%減少していた。福岡市とは対照的に、就職などで離れる若者が増えているという。神戸市の久元喜造市長は「人口規模のみを追い求めるのではなく、神戸らしい魅力やブランド力に磨きをかけたい」とコメントした。

 今回の人口速報値は各市が独自で集計した。後日、総務省が公表する数値とは異なる可能性がある。