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【相続遺産脱税】ライオンに襲われ有名に 逮捕の落語家、北新地の高級クラブで豪遊

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ライオンに襲われ有名に 逮捕の落語家、北新地の高級クラブで豪遊

相続遺産脱税更新

 和歌山県の社会福祉法人「敬愛会」への寄付を装った相続遺産の脱税事件で、大阪地検特捜部に逮捕された7人の中には仲介ブローカーや税理士のほかに吉本の落語家も含まれていた。

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 桂小軽(おかる)容疑者(64)=本名・西裏文雄=は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属。公式プロフィルによると、昭和46年に五代目桂文枝師匠の門をたたいた。

 50年代には出演したテレビ番組でライオンに襲われけがをしたことが話題になり、有名になったという。近年は目立った芸能活動実績はなかったとされる。

 複数の関係者によると、死亡した兄から10億円を超える遺産を相続した高木孝治容疑者(73)とは数十年来の友人で、相続後は2人で大阪・北新地の高級クラブを飲み歩いていたという。

 2人を知る関係者は「半端じゃない額を使っていた。小軽さんが『毎日飲み歩くのが辛い』とこぼすほどだった」と振り返る。

 吉本興業グループの広報本部は桂容疑者の逮捕について「何も聞いていないのでコメントできない」としている。

 逮捕容疑は平成26年9月、高木容疑者が兄から約10億5千万円相当の遺産を相続したのに、2億円以外は敬愛会に寄付するとした虚偽の遺言書を税務署に提出。相続税約4億9500万円を脱税したとしている。

 他に逮捕された会社役員の帖佐勝也容疑者(37)は逮捕前の取材に「遺言書を偽造したのは私ではないし、金ももらっていない」と強調。会社役員、藤田浩二容疑者(41)は「帖佐容疑者から合法的な手続きの仲介と聞いて人を紹介しただけ。やましいところは一切ない」と主張し、容疑を否認していた。