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「1%の利息口座がある」嘘の投資話で現金詐取 容疑の女2人逮捕 被害総額100億以上か 兵庫県警

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「1%の利息口座がある」嘘の投資話で現金詐取 容疑の女2人逮捕 被害総額100億以上か 兵庫県警

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 銀行の「裏口座」に預ければ高配当が得られるなどと嘘の投資話を持ちかけ、女性から現金3千万円をだまし取ったとして、兵庫県警は9日、詐欺容疑で、兵庫県西脇市の化粧品販売会社役員、藤原道子(60)=住所不詳=と、知人で元洋品店経営、中安ゆかり(71)=同県姫路市香寺町溝口=の両容疑者を逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。

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 県警によると、被害者は平成20年11月以降、兵庫県を中心に、大阪、京都、埼玉など8府県に少なくとも約480人。被害総額は約108億円に上る。県警は被害はさらに増えるとみて捜査を進めている。

 逮捕容疑は共謀し25年7~8月、姫路市内の銀行駐車場などで、中安容疑者の客だった同市内の看護師の女性(66)に「亡き母が銀行の立ち上げ株を持っており、特別枠の預金運用ができる。元本は保証されていて今は月1%の利息だ」と嘘を言い、4回にわたって現金計3千万円をだまし取ったとしている。

 県警によると、被害のうち数十億円は被害者への配当に充て、残りのうち数億円は藤原容疑者が私的に利用したとみられる。

 県警は9日、藤原容疑者が経営する化粧品販売会社を家宅捜索した。

 事件をめぐっては、県内外の主婦ら約100人が、「銀行の裏口座に預ければ高配当が得られる」と持ちかけられ現金をだまし取られたとして、藤原容疑者に計約10億2700万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部などに提訴している。