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【プロ野球】阪神、藤浪&鶴岡バッテリーで首位堅持 裏かいて12K「うまくリードしてくれた」

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阪神、藤浪&鶴岡バッテリーで首位堅持 裏かいて12K「うまくリードしてくれた」

プロ野球更新

 二人三脚の奪三振ショーで、阪神の単独首位を死守した。先発した藤浪があいにくの梅雨空ながら、8回4安打、12三振1失点の好投でチームトップの7勝目。リーグ1位の奪三振を115に伸ばした右腕は「(雨は)気にならないことはなかったが、粘り強く投げられた」と振り返った。

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 最速155キロの直球にも制球にも満足しない。光ったのは変化球だ。130キロ台後半のカットボールに140キロ台のフォークボールを駆使し、直球での三振は2つのみ。六回には1死二、三塁とされたが、「三振しかない場面」とバルディリスを内角カットボール、倉本は外角フォークで見逃し三振に切って捨てた。

 主役が藤浪ならば、助演男優賞は鶴岡だろう。六回はアウト3つをすべて見逃し三振で奪った。バルディリスは前の打席で内角のカットボールに反応せず「ピンチのときに使えると思った」と鶴岡。フォークの多投も、過去の対戦から相手の脳裏に決め球としてよぎる「外角カットボールのイメージ」の裏をかいた。

 かつて、鶴岡の臨機応変な配球を藤浪は「おもしろかった」と語ったことがある。5月14日にバッテリーを組んでから、チームは登板時に負けなしの8連勝、自身も6連勝。藤浪が発した「鶴岡さんがうまくリードしてくれた」との感謝の言葉は、本心からに違いない。(坂井朝彦)