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和歌山県産ミカン、11年連続日本一 収穫量で「表年」の前年を上回る

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和歌山県産ミカン、11年連続日本一 収穫量で「表年」の前年を上回る

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 和歌山県内で昨年、生産されたミカンの収穫量は17万3700トンで、都道府県別の収穫量で11年連続で日本一となった。ミカンは豊作の「表年」と果実数が少なくなる「裏年」が1年ごとに繰り返すが、裏年にあたる昨年は、表年の平成25年より3%上回った。裏年の収穫量が前年の表年を上回ったのは18年ぶり。

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 近畿農政局和歌山地域センターのまとめでは、同じ裏年だった24年との比較では、収穫量は1万1100トン(7%)増加した。自家消費分などを除いた県内出荷量も15万7700トンと1万100トン(7%)増えた。10アールあたりの収穫量は170キロ増の2350キロだった。

 豊作の表年だった前年の25年との比較では、収穫量で4800トン(3%)増加、出荷量も3500トン(2%)上回る結果となった。

 増加の理由について同センターは「天候不良だった25年に比べて、26年は花が咲く数が多かった。台風などの被害も軽微なものにとどまった」と分析。ただ、6月上旬以降に雨が少なく、実の肥大はあまり進まなかったためやや小玉傾向になったという。

 都道府県別では、和歌山は全国の収穫量の約20%を占め、平成16年産から11年連続で全国1位。2位は愛媛(15%)、3位は静岡(14%)だった。