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中国人から嫌われる韓国人、理由は「不遜だから」…“悪感情”は一般人レベルに拡大、経済にも悪影響

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中国人から嫌われる韓国人、理由は「不遜だから」…“悪感情”は一般人レベルに拡大、経済にも悪影響

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 中国への依存度を深める韓国。だが、中国人の間では、韓国に対する不満が高まっている。韓国を訪れた中国人観光客の4割弱が「見下された」と回答。ソチ五輪でも韓国人選手の中国人選手に対する行為に対し、非難が集中したのは記憶に新しい。政府、企業レベルではなく、一般人レベルで批判が噴出しており、本格的な“韓国バッシング”に発展する可能性も出てきた。

中国人の4分の1「韓国のイメージ悪化」

 韓国の有力紙、朝鮮日報によると、同紙が2013年末、ソウル市内の繁華街で中国人100人を対象にアンケート調査を実施したところ、25%が「韓国に実際に来てみてイメージが悪化した」と回答。なかでも旅行中に「韓国人から見下された」との回答が37%に達したという。

 朝鮮日報に掲載された韓国を訪れた中国人旅行者の感想も「多くの中国人は韓国をB級観光地と考えている。実際来てみると、宿泊施設やサービスもその程度、価格に見合っているという感じがした」と韓国にとってはショックな内容となっている。

 中国から韓国を訪れた旅行者は昨年392万人と外国人旅行者の約3分の1を占める。しかも、中国人観光客の消費額は1人あたり2153ドルと全体の平均よりも4割以上多く、外国人旅行者の中では断トツのトップで経済効果も大きい。

 それだけに中国人の韓国に対するイメージがきわめて低いというデータは、韓国にとって衝撃だろう。しかも、中国人による韓国への不満は「観光」にとどまらない。

韓国選手の卑劣妨害に中国激高

 2月のソチ五輪では、女子ショートトラック1500メートル決勝で韓国選手が中国と米国の選手を巻き込んで転倒。この妨害行為に中国では非難が集中し、過去の国際大会などで韓国選手が中国選手に対して行った卑劣な行為を証明する写真がネット上などに相次ぎ掲載され、話題をさらっている。

 韓国事情に詳しい専門家は「すべての韓国人に当てはまるというわけではないが、国民性として自分が一番偉いと思っており、他人を見下す傾向が強い」と説明する。その上で「口に出さなくても、人を見下す態度はすぐに相手に伝わるもの。それが中国人観光客には露骨に出たのではないだろうか。お金を払って、宿泊施設も食べ物もサービスも悪ければ、中国人でなくても二度と行きたくないだろう」と話す。

中国依存高まる朴政権の危うさ

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任1年を迎えた2月25日、1月に発表された「経済革新3カ年計画」の具体的な中身が明らかになった。

 最大の目玉は、約4千億円を投じてベンチャー企業を育成し、韓国国内に“ベンチャーブーム”を起こすというものだ。背景にはサムスン電子や現代自動車など財閥系企業と、中小企業との格差が広がり、韓国経済が歪な形となっていることがある。

 朴政権では、財閥優遇を是正する方針を掲げたものの、実際には十大財閥が国内総生産(GDP)の約7割を占める構造は変わっていない。同時に、この1年間で最も進んだのが中国経済への依存だ。

 韓国紙の東亜日報によると、2013年1~10月の韓国から中国への輸出額は1500億ドルと、初めて日本(1332億ドル)を抜いて世界最多を記録。韓国政府は革新3カ年計画の達成にむけ、交渉中の自由貿易協定(FTA)の締結を急ぐ方針を打ち出しており、米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、韓国の産業通商資源部は交渉参加を表明した環太平洋戦略的経済連携(TPP)よりも、今年は中国とのFTA締交渉を優先する方針という。

韓国がアジアで孤立!?

 このように中国への依存度が増す一方、中国人による韓国への不満が噴出。前出の専門家は「観光などでの問題点は国や企業レベルの摩擦ではなく、中国国民が韓国を敬遠しはじめているということだ。一般人の不満を放置しておくと、事態は想像以上に深刻化することもある」と指摘する。

 朴大統領は就任以来、歴史認識を理由に日本との首脳会談を拒み続け、世界中で「反日」外交を展開。こうした状況下、日本から韓国を訪れる観光客は激減しており、貿易などビジネスも停滞し始めている。

 ウォン高で主力の輸出産業が低迷する韓国。今や中国だけが頼りであり、その依存度は今後も増すとみられる。だが、中国人の「韓国離れ」「韓国叩き」がヒートアップすれば、韓国がアジアの中で孤立化する可能性も否定できない。