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「白砂青松」広葉樹生えすぎて台無し!? 天橋立、3月に50本試験伐採

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「白砂青松」広葉樹生えすぎて台無し!? 天橋立、3月に50本試験伐採

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 約8千本の松並木で知られる宮津市の天橋立公園で近年、広葉樹が増加傾向にあることから、京都府丹後土木事務所は30日、3月に公園内の広葉樹約50本を試験的に伐採することを明らかにした。試験伐採は初めての試みで、周辺の景観に影響がなければ来年以降、本格的に広葉樹の伐採を行う方針。

 同事務所管理室によると、公園内では昭和40年代半ばに、松枯れ対策として周辺に肥料を投入したことで土壌の養分が豊富となり、モチやトベラ、タブ、ヤマモモなどの広葉樹が増え始めたという。

 昨年8月現在の公園内での幹径10センチ以上の松は4525本、広葉樹は1260本。広葉樹林の範囲が拡大傾向にあり、天橋立の「白砂青松」のイメージが損なわれる懸念から、府が文化庁の許可を得た上で試験伐採することを決めた。

 今回は全長3・6キロの天橋立の北側にあたる府中地区の約230メートルの範囲内で、広葉樹約50本を伐採する予定。

 府によると、広葉樹林が拡大すれば、日光が遮断され幼松の成長に影響するおそれがあるという。樹木医などが1月下旬に伐採候補の約50本をすでに選別している。

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