東京オリンピックまであと

競技紹介

スポーツクライミング/sportclimbing

スポーツクライミング/sportclimbing

競技概要

1940年代のカリフォルニアで木の板に鉄製の戸車を付けて滑った遊びが始まりとされています。1950年代に入りローラーダービー社から「ローラーサーフィン」という木製チップとゴム製のホイルが付いたオモチャが売り出され、これが現在のスケートボードの原型と言われています。

日本では、1970年代、各地の公園や駐車場では当然の光景のようにスケートボードで遊ぶ若者達の姿が見られる様になります。特に原宿にある代々木公園の歩行者天国はメッカとして全国にその名を轟かせました。スケートボードは一気に日本全国の若者達の必須アイテムに発展し、日本国内でも競技会から行われ、この時期を前後して日本各地に大小様々なスケートボード専用施設が誕生しました。

1990年代に入るとスケートボードは完全にストリートの時代を迎え、日本のファッション誌でもスケーター系などという単語が多く見られる様になります。コラボレーションも益々盛んになり、グラフィックや音楽などの様々な分野にも進出し、ついにストリート・カルチャーなどというカテゴリーまで作られ、流行に敏感な日本の若者達を刺激しました。

ここがポイント!

リード

リードは最も長い距離を登る種目であるため「持久力」が勝敗を分ける重要な要素となります。最初から最後まで全力で登り続けられる距離ではないため、最小限の力でコースを攻略し自身の高度を上げていく「技術力」や、コース途中での「回復力」、長い距離の中で自身の動きをいかにコントロールしていくかといった「戦略性」も問われます。

ボルダリング

ボルダリングは設定されたコースの難易度や強度、不安定度が3種目の中で最も高い種目であり、いかに正しい動きを見出せるかが勝負の鍵になることから、「身体を使ったチェス」とも呼ばれています。そのため、選手はよりダイナミックな動きや、より繊細な動きを身に付け、さらに設定されたコースの攻略方法を見出す「洞察力」が要求されます。

スピード

スピードは、より速く登れるための「瞬発力」をいかに発揮できるかが重要な要素です。2人のクライマーが隣り合わせで登り勝ち抜き方式で競うため、どれだけ自分の登りに集中できるかという「精神力」も重要になります。

歴史

歴史を遡ると、1940年代後半から1980年にかけて、当時のソビエト連邦が自然の岩場でスピード種目の競技会を開催したのが始まりとされています。1985年、イタリアでは岩場でリードによる初めての競技会が開催され、フランスでは室内に設置されたクライミングウォールにおいて競技会が開催される等、徐々に欧州に競技会が活発化していきました。

1990年代になると、日本や米国等の欧州外でも国際大会が開催されるようになり、現在に至る世界選手権やワールドカップ、ユース選手権等の各大会がスタートしました。当初はリードとスピードの2種目でしたが、1990年代後半にはボルダリングも導入され、現在の3種目(リード・ボルダリング・スピード)となりました。

黎明期より日本人の活躍は目覚ましく、これまでのワールドカップ個人年間ランキングでは、男子リードで1位を3回、女子ボルダリングで1位を4回、日本人選手が獲得しています。日本はチームとしても上位を保ち、ボルダリングでは2014、2015年と2年続けて国別ランキング1位となっています。

競技会場

※公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会公式ウェブサイトより転載(2017年8月現在)

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