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3日から競泳日本選手権 男子200メートル平泳ぎで世界新も 女子は池江に注目

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東京ACで取材に応じた競泳女子の池江璃花子
東京ACで取材に応じた競泳女子の池江璃花子

 競泳の日本選手権は3日、東京五輪代表選考会を兼ねて五輪会場の東京アクアティクスセンターで開幕する。原則として選考は今大会の「一発勝負」。大会は10日までで、新型コロナウイルス感染防止のため無観客で行われる。

 男子では“日本のお家芸”の200メートル平泳ぎが注目される。日本記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)と急成長を遂げる佐藤翔馬(東京SC)の一騎打ちが予想される。ともに自己ベストは2分6秒台で、2分6秒12の世界記録更新も期待される。直近2試合の直接対決は1勝1敗。20歳の佐藤は「相手はどうすることもできない。自分の泳ぎを貫きたい」と話し、24歳の渡辺は「僕自身の人生がかかっているレース。2位で代表権なんてほしくない」と気合十分で挑む。

 復調してきた萩野公介(ブリヂストン)は負担軽減のため2016年リオデジャネイロ五輪で頂点に立った400メートル個人メドレー出場を見送った。3大会連続五輪出場へ「200メートル個人メドレーに集中すると決めた思いに悔いがないようにしたい」と力を込めた。

 2019年世界選手権200メートル自由形で銀メダルの松元克央(セントラルスポーツ)は、1月に1分45秒13の日本記録を樹立した。今大会は日本勢初の1分44秒台を狙う。個人メドレー2種目で代表に内定している瀬戸大也(TEAM DAIYA)は、混戦の200メートルバタフライでも代表権獲得を目指す。

 女子は白血病を克服し、3大会ぶりとなる日本選手権に臨む池江璃花子(ルネサンス)に関心が集まる。今大会は自由形とバタフライで50メートル、100メートルの計4種目に出場予定。最も代表入りの可能性が高いのは、100メートル自由形で選考される400メートルリレー。あくまで目標は24年パリ五輪としながらも「結果も重視したい。ほかの選手に比べ、五輪の重圧を感じすぎずに試合に出られる。どこまでタイムを上げられるか楽しみ」と自然体だ。

 大橋悠依(イトマン東進)は、個人メドレー2種目での代表入りが濃厚。今大会は五輪本番で午前中に決勝が行われることを想定し、予選から好タイムを狙う。初の五輪出場を見据え「朝からどうすればどれくらいで泳げるのか。事前の準備や、前半から行く勇気も必要になる」と課題を持ってスタート台に立つ。

 平泳ぎは200メートル元世界女王の渡部香生子(JSS)や19年世界選手権代表の青木玲緒樹(ミズノ)らが代表権を争う。800メートル自由形の小堀倭加(セントラル戸塚)は2月に派遣標準記録を突破する自己ベストをマーク。長距離では日本勢3大会ぶりとなる五輪切符をつかみに行く。(川峯千尋)

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