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池江、驚異の成長「第二の人生、自己ベスト」1カ月で0秒70縮める

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 白血病からの復帰2戦目にして、池江は同学年のライバルと対等に渡り合った。自身が持つ日本記録(24秒21)には遅れたが、女子50メートル自由形で25秒62をマークして堂々の4位入賞。「思ったよりも速いタイムだったので驚き。第二の(競泳)人生として自己ベストを出せたので満足感がある」と相好を崩した。

 驚異の成長を遂げている。約1年7カ月ぶりの復帰戦となった8月29日の東京都特別大会は、同種目を26秒32で泳いだ。そこから約1カ月。ウエートトレーニングに力を入れ、課題だったパワー面を少しずつ強化した。この日は、前回失速したラスト15メートルでも、伸びのある泳ぎを披露。「変な緊張感もなく気持ちよく泳げた」と胸を張り、50メートルの短距離種目にもかかわらず、1カ月でタイムを0秒70も縮めてみせた。

 表彰台はわずか0秒04差で逃した。勝負に負けた悔しさは隠しきれず、「悔しい経験は、結果を残すための活力になる。この気持ちは来年ぶつけたい」と池江。電光掲示板で結果を見届けた後、足早にプールを後にした。

 それでも12月上旬に予定される日本選手権の参加標準記録の目安である25秒94を突破。出場するかは未定だが、「今は泳ぎこんで実力を戻すことがメイン。次の目標にこだわらず、一歩ずつやっていければ」と冷静に現状を見つめた。(川峯千尋)

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