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【夏の甲子園中止】どうなる地方大会 独自大会の開催模索も地域差

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記者会見する日本高野連の八田英二会長=20日午後、大阪市西区(代表撮影)
記者会見する日本高野連の八田英二会長=20日午後、大阪市西区(代表撮影)

 日本高野連の理事会では夏の選手権大会だけでなく、49代表校を決める地方大会も中止とされた。だが地方大会を主催する都道府県高野連には、甲子園出場にはつながらなくとも独自の大会を開催する意向を持つところが少なくない。日本高野連の八田英二会長もこの日の会見で「それぞれの高野連の自主的な判断にお任せする」としたが、感染状況は地域差が大きく、全都道府県が同様の大会を開けるかは不透明だ。

 沖縄県高野連の岩崎勝久会長は八田会長の意向を踏まえ、「独自の大会を実施する分には妨げになるものはない」と意気込んだ。県内では6月から部活動が再開される見通しだといい、「選手のコンディションがある程度整う7月中旬に、独自大会を開こうと考えている」と明言した。

 全国で唯一、新型コロナウイルスの感染者が出ていない岩手県では、今月7日に県立高校や小中学校の多くで授業が再開。部活動だけでなく県内の高校同士の練習試合も行われている。県高野連の大原茂樹理事長は「現在の状況が継続、維持できるなら、3年生の最後の花道をつくってあげたい」とする。

 一方、まだ緊急事態宣言が解除されていない神奈川県では、県立校の臨時休校は31日まで続く。県高野連の栗原豊樹専務理事は「まだ学校も始まっていない状況。独自大会の検討は今後の情勢を見ていくしかない」とし、6月11日の運営委員会で議論する予定だ。

 有力校がひしめく大阪府高野連の草島葉子副会長は「9月にずれこんでもいいので、3年生にとっての引退試合となる大会が行えれば」と話した。 (上阪正人)

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