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夏の甲子園の中止を決定 高野連、コロナ禍で開催断念

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 日本高野連(八田英二会長)が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、甲子園球場(兵庫県西宮市)で8月10日に開幕予定だった第102回全国選手権大会の中止を決めたことが20日、関係者への取材で分かった。この日正午からオンライン形式で大会の運営委員会を開いて決定した。続いて行われる理事会で正式決定する。今春の選抜大会も史上初めて中止されており、甲子園大会が春夏とも開かれないのは戦時中を除けば初めて。

 全国の新規感染者数は大幅な減少傾向にあるが、大会には全国からの生徒の移動や宿舎での長期間の集団生活が避けられず、感染リスクが高いことが開催断念の大きな要因になったとみられる。また、政府の緊急事態宣言を受けて部活動を再開できる時期が不透明な地域もあり、49代表校を決める地方大会を選手権大会開幕までに全て終えるのは難しい状況になっていた。

 今夏に開催予定だった東京五輪・パラリンピックが1年延期されるなど、コロナ禍の影響は多くのスポーツイベントに及んでいる。高校スポーツでは今春の選抜大会のほか、選手権大会と同時期に東北から九州の21府県で分散開催する予定だった全国高校総合体育大会(インターハイ)も4月26日に中止が決まっていた。

 大正4(1915)年から100年を超える歴史を持つ大会は、戦時中の昭和17~20年の中断のほか、米騒動が起きた大正7(1918)年の第4回大会と、先の大戦の戦局が悪化した昭和16年の第27回大会が中止されたことがある。

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