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6月開幕目指すプロ野球 調整に熱、G坂本「前に気持ち出る」

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打撃練習する巨人の坂本(球団提供)
打撃練習する巨人の坂本(球団提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンインが遅れているプロ野球は、6月中の開幕に向けて動きを加速させている。14日には39県で緊急事態宣言が解除され、各チームは練習のペースを上げていく方針。今後も活動は各地の感染状況に左右されそうで、公平性や十分な調整期間の確保、移動による感染拡大防止策など、課題も残っている。(小川寛太)

 プロ野球は11日の12球団代表者会議などで、6月後半に開幕する方針を確認。最短で6月19日を目指すことになった。開幕時期が見えてきたことに前向きな選手は多く、DeNAの主将を務める佐野は「モチベーションも上がってきたし、楽しみ」と話した。

 感染防止のため時間や場所を分けて自主練習してきた各チームは、開幕へ練習強度をアップ。巨人は11日から1軍本拠地の東京ドームで練習を始め、「2勤1休」から「3勤1休」へと活動日を増やした。15日に東京ドームで打撃練習などをした坂本は、球団を通じて「ドームでユニホームを着ると、自然と前にという気持ちが出てしまいますね」とコメントした。

 今月下旬の全体練習再開を模索するチームがある一方、楽天は8日から球団施設を開放して自主練習を再開したばかり。各チームの対応と仕上がり具合には、ばらつきがある。

 巨人、DeNA、阪神、ヤクルト、西武、ロッテ、日本ハム、オリックスの8球団の本拠地は緊急事態宣言が継続され、活動に制限が出る可能性がある。各地域で感染状況は違い、調整環境も同じではない。

 開幕までには最低でも約1カ月の準備期間が必要になる。まず、約1週間の全体練習で実戦に臨める心身を整える。ここからは、1カ月半以上も試合から離れて失った試合勘を、練習試合などで取り戻す。ヤクルトの小川は「(開幕までに)できれば4試合投げたいけど3試合はほしい」と希望。先発は週1回のペースで登板するため、さらに約3週間の練習試合期間が必要な計算になる。

 試合が始まれば、選手や関係者が都道府県をまたいで移動するケースもある。選手のリスク軽減に加え、感染拡大を懸念する自治体や住民の不安を取り除く努力も必要になる。開幕までの課題は少なくない。

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