PR

夏の甲子園大会、中止へ 感染リスク、長引く休校などから判断

PR

【第101回全国高校野球】智弁和歌山(和歌山)-星稜(石川)13回の球場全景=2019年8月17日、甲子園球場(二星昭子撮影)
【第101回全国高校野球】智弁和歌山(和歌山)-星稜(石川)13回の球場全景=2019年8月17日、甲子園球場(二星昭子撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、甲子園球場(兵庫県西宮市)で8月10日に開幕予定の第102回全国高校野球選手権大会について、日本高野連が中止の方向で検討を進めていることが15日、関係者への取材で分かった。日本高野連は20日に全国選手権大会の運営委員会を開いて、開催可否などを話し合う見込み。

 政府が14日に39県の緊急事態宣言を解除したが、全国選手権大会の開催には選手らの移動や宿泊が伴うことから、生徒への感染のリスクが大きく、また、多くの学校で休校が長引き、部活動も停止になっていたため、開催は困難と判断したとみられる。解除表明を受け、日本高野連の小倉好正事務局長は「各都道府県が休校措置の解除、部活動の開始、対外試合の取り扱いなど、今後どのような対応をするのかを含め、情報収集に努めたい」とのコメントを発表していた。

 高校野球をめぐっては、今春の選抜大会が史上初めて中止になり、全国9地区の春季大会も取りやめ。今夏に東北から九州の21府県で分散開催される予定だった全国高校総合体育大会(インターハイ)も4月26日に中止が決定していた。

 夏の全国選手権大会が開催されなかったのは、大正7年の第4回大会が代表決定後に米騒動で中止になった例と、第2次世界大戦の影響で昭和16年の第27回大会が地方大会の途中で中止となり、昭和20年まで中断されたケースがある。

この記事を共有する

関連トピックス

おすすめ情報