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プロ野球「最低120試合」瀬戸際に…開幕7月ならピンチ

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 オンラインで行われた合同記者会見で発言するプロ野球の斉藤惇コミッショナー=11日午前
 オンラインで行われた合同記者会見で発言するプロ野球の斉藤惇コミッショナー=11日午前

 プロ野球は11日、12球団代表者会議をオンラインで開き、開幕日の目標を6月中旬から下旬とすることで一致した。野球協約では、各球団の主催試合の最低数を60試合と定めており、シーズン成立の最低試合数は120試合。7月に開幕がずれ込んだ場合は、試合の消化が非常に厳しくなる。斉藤惇コミッショナーは「絶対何試合とかは今年は言えない。(感染者)数が減っていく状況なら、120試合くらいやりたい」と明かした。

 プロ野球では5月26日から6月14日までの交流戦を中止。残りのリーグ戦125試合の実施を模索してきた。開幕日の有力案の一つは、当初の日程でリーグ戦が再開する「6月19日」。仮にこの日を開幕日とした場合、各球団はすでに55試合前後の公式戦を延期していることになる。120試合を成立させるには、50試合前後を今後の日程に組み込まなければならない。

 試合を新たに組み込める日数は、東京五輪の開催に合わせて予定していた中断期間の24日間、クライマックスシリーズ(CS)前の予備日が約10日間、日本シリーズの日程を11月末に繰り下げて生まれた約2週間を合わせて約50日。休養日も考慮すると、計算上ではあるが、オールスターの中止分に加え、当初は12日間(予備日を含む)で実施予定だったCSの短縮も視野に入れて、6月19日の開幕で120試合が成立するかしないかの瀬戸際だ。斉藤コミッショナーは「(今月)22日くらいになってくると、相当見えてくる」とし、今後の状況改善を期待している。(神田さやか)

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