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プロ野球再延期、日程消化厳しい情勢に 無観客も視野

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12球団代表者会議に臨む参加者=3日、東京都内(日本野球機構提供)
12球団代表者会議に臨む参加者=3日、東京都内(日本野球機構提供)

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、プロ野球は3日、12球団代表者会議を開き、セ、パ両リーグの公式戦開幕を目標としていた24日からさらに延期すると発表した。

 プロ野球が開幕日の設定さえできない苦境に陥った。新型コロナウイルスの感染者が急増している中で、目標としていた24日の開幕を再延期し、4月下旬から5月上旬に開幕日を決める意向を示した斉藤惇コミッショナーは「今よりはもう少し(状況が)クリアに見えるか、ということがある」と説明した。

 公式戦143試合の実施は極めて厳しい。斉藤コミッショナーは試合数削減の検討にも言及。クライマックスシリーズ(CS)や交流戦の中止、短縮が視野に入ってくる。

 一方、現時点では11月中に日本シリーズまでの日程を終了する方針も示した。「(試合が)12月に入るという話は全くしていない」と語った。選手と球団が交わしている統一契約書の参稼報酬期間は11月30日まで。12月以降の試合実施には選手会の同意が必要になる。

 さらに、斉藤コミッショナーは「無観客も考慮の一つにある」と述べ、チケットを販売せずに日程を消化していく選択肢も示した。

 Jリーグと共同設置した3日の「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、感染症に詳しい専門家から、選手の移動時や、ファンが試合を観戦しようとスポーツバーなどに集まる際の感染リスクが指摘された。開幕までに多くの対策が必要になる。(神田さやか)

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