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【大阪国際女子マラソン】地元で別格の走り 松田「このタイムは抜けない」

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【第39回大阪国際女子マラソン】優勝した松田瑞生(左)と母の明美さん=26日午後、ヤンマースタジアム長居(門井聡撮影)
【第39回大阪国際女子マラソン】優勝した松田瑞生(左)と母の明美さん=26日午後、ヤンマースタジアム長居(門井聡撮影)

 相性のいい地元の大阪で、夢の舞台への切符を大きくたぐり寄せた。26日に行われた大阪国際女子マラソンは序盤からハイペースで果敢に攻めた松田瑞生(ダイハツ)が、日本歴代6位の2時間21分47秒でファイナルチャレンジの設定記録を突破。24歳は「(名古屋ウィメンズで)このタイムを抜ける人はいないと思う」と自信を口にした。

 有力選手の多くが設定記録の突破を狙ったレースは序盤から2時間20分切りも狙えるようなハイペースな展開になった。ただ、17キロ付近で小原が後れをとると、福士も25キロ付近で棄権。ライバルたちが離脱していく中で、松田だけは別格の走りで海外勢も差し置いて前へ前へと進んだ。

 30キロでペースメーカーが外れ、ベレテとの一騎打ちとなってからは「(自身の)ペースが落ちていたので上げようと思った」と抜け出し、そのまま独り旅に。終盤は少し疲れがみえたが、設定記録を突破するには十分な貯金があった。

 MGC4位という結果が松田を強くした。今大会に向けた練習量もこれまでとは比べようもなく、昨年12月上旬からの米アルバカーキ合宿中の月間走行距離は1300キロに及んだ。筋力に優れている一方で走りの硬さに課題もあったが、指導する山中美和子監督も「地力がついて、動きも柔らかくなった」と手応えをつかんでいた。

 MGCをはじめ、これまでのレースでは前半は抑え気味に走ることが多かった松田にとって、自分を超えるために攻め続けた今回の記録は確信がある中で出したもの。「あとは待つだけ」。大阪から世界に羽ばたく準備はできている。(宇山友明)

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