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【大阪国際女子マラソン】親子二人三脚で東京五輪へ 大会4度優勝のカトリン・ドーレさんの娘が浪速路に挑む

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娘のカタリナ・スタインラック選手(右)の練習を見守るカトリン・ドーレさん=22日午後、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
娘のカタリナ・スタインラック選手(右)の練習を見守るカトリン・ドーレさん=22日午後、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
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 26日に開催される「第39回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)。出場する海外招待選手の中で注目を集めているのが、大会最多の4度の優勝経験があるドイツの元マラソン選手、カトリン・ドーレさん(58)を母に持つカタリナ・スタインラック選手(30)だ。今大会は目標とする東京五輪出場に弾みをつける重要なレース。コーチでもある母とともに、二人三脚で浪速路に挑んでいく。(宇山友明)

 「(大阪国際で)母はすごい成績を残してきた。それを胸に置きつつ自分のベストのタイムをたたき出したい」。スタインラック選手はレースに向けて意気込みを語った。

 大阪国際は、母のドーレさんが1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン代表の増田明美さんら日本人ランナーと数々の名勝負を繰り広げてきた縁の深い大会。スタインラック選手自身も2歳のときに一度だけ応援のために大阪に来たことがある。そのときの記憶はないが、小さい頃から大阪国際で母が走る姿を写真や映像で目にしてきた。

 ただ、幼少期からトップアスリートとして厳しい練習に励む母の姿を見てきたこともあって、自身が陸上競技に関わる気持ちは一切なかった。それでも、10歳のときに学校の友人に誘われたことをきっかけに本格的に陸上競技に挑戦。学生時代はトラック種目を専門としていたが、けがをするたびに復帰のため取り組んでいた長距離走にいつのまにか魅了されるように。

大阪城を背景に写真撮影に笑顔をみせるカトリン・ドーレさん(右)と娘のカタリナ・スタインラック=22日午後、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
大阪城を背景に写真撮影に笑顔をみせるカトリン・ドーレさん(右)と娘のカタリナ・スタインラック=22日午後、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
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 「距離を5キロ、10キロと伸ばしていくうちに長い距離をきっちり走ることの楽しさを覚えた」

 21歳のときにはドイツ国内で初マラソンに挑戦。昨年10月に出場したドイツのフランクフルトでのマラソンでは2時間27分26秒の自己ベストをマークしているだけに、ドイツの陸上競技連盟が定める東京五輪への派遣設定記録を突破し、代表入りをアピールすることが大阪国際での目標だ。

 五輪にそこまで強い思いを抱くのも、けがの影響で2016年リオデジャネイロ五輪の選考に参加できなかった苦い経験があるから。そのときに心の支えとなったのが、かけがえのない母の存在。「マラソンは自分との戦い。練習こそ全て」と声をかけ、励まし続けてくれた。モチベーションが落ちそうな時期は納得のいく走りができた過去のレースを振り返り、常に前を向くことを心がけてきた。

 母の思い出の地でもある日本での初マラソンは五輪出場という大きな夢をつかみにいく場だ。「私にとって先駆者であり、目標である(母の)軌跡をたどっている」。1988年ソウル五輪で銅メダルを獲得した経験もある偉大な母と同じ景色を見るためにも、その背中を追いかけていくつもりだ。

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