PR

センバツ21世紀枠候補の宇都宮、出場逃す

PR

落選の報告を淡々とした表情で受け入れる野球部員=24日、宇都宮市滝の原の県立宇都宮高校
落選の報告を淡々とした表情で受け入れる野球部員=24日、宇都宮市滝の原の県立宇都宮高校

 第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕)の出場校32校が24日、決まり、21世紀枠の候補校になっていた栃木県立宇都宮高校は出場を逃した。野球部員は「実力が足りなかった」と切り替え、夏の甲子園出場を目指す。

 同校は140年を超える伝統を持つ県内屈指の進学校。野球部員数はわずか19人ながら限られた時間で練習を行い、昨秋の県大会でベスト8入りを果たした。学業と部活動を両立させた点が評価され、関東・東京地区の21世紀枠の候補校となっていた。

 午後3時、同校校長室の電話は発表時間を過ぎても鳴らず、落選が決定。グラウンドに集まった部員は淡々とした表情で報告を受け入れた。篠崎淳監督の「やるべきことは変わらない。切り替えて次に向かおう」との言葉に、部員は「はい」と大きく返事をし、練習へ散っていった。

 藤田壮大(たけひろ)主将は「出場できず残念だが、学業や人間性も含めて評価していただけたのはうれしく思う。一歩手前まで来たことで、甲子園へ出たいという目標も具体的になった」と前を向いた。

 秋季県大会で主軸として活躍し、東京大学への現役合格も目指している中山太陽選手は「候補校になって甲子園を前にしてから、練習で前向きな言葉で声を掛け合えるようになった。また頑張りたい」と意気込み、文武両道で甲子園を目指すことを誓った。

この記事を共有する

おすすめ情報