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早慶6連戦で激闘 野球殿堂入りの前田氏と石井氏

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早大野球部東伏見グランド「人工芝完成祝賀会」に出席した石井連蔵氏=平成22年3月14日(千村安雄撮影)
早大野球部東伏見グランド「人工芝完成祝賀会」に出席した石井連蔵氏=平成22年3月14日(千村安雄撮影)

 特別表彰で野球殿堂入りした元慶大監督の故前田祐吉氏と元早大監督の故石井連蔵氏は、何度も名勝負を繰り広げた。特に1960年秋の「早慶6連戦」は、今も語り草となっている。

 石井氏率いる早大はリーグ戦3連戦で前田氏の慶大に2勝1敗として勝ち点、勝率ともに並び、優勝決定戦に突入した。同戦は2試合続けて延長十一回を戦って引き分け再試合に。3戦目で早大が逆転優勝を果たした。早大の安藤元博投手(故人)が5試合に完投。神宮球場に連日6万人を超える観衆が詰めかけるなど数々の伝説を生んだ。

 野球を楽しみ自ら考えて行動する「エンジョイ・ベースボール」を貫いた前田氏に対し、石井氏は猛練習で選手を鍛え、「鬼の連蔵」とも呼ばれたが、教え子の小宮山早大監督は「厳しかったけど、言っていることに一点の曇りもなかった」。

 前田、石井の両氏は90年にも両校の監督として早慶戦で優勝を決するなど大学野球に名を刻んだ。(小川寛太)

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