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【大阪国際女子マラソン】MGCで涙のんだ松田と福士、背水の覚悟でファイナルチャレンジへ

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大阪国際女子マラソンで自己ベスト更新を目指す松田瑞生=大阪府豊中市(林俊志撮影)
大阪国際女子マラソンで自己ベスト更新を目指す松田瑞生=大阪府豊中市(林俊志撮影)
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 大阪国際女子マラソンでの東京五輪マラソン代表残り1枠入りに向けて、2時間22分22秒のファイナルチャレンジ設定記録に近い位置にいるのが松田瑞生(24)=ダイハツ=と福士加代子(37)=ワコール=だ。大阪国際では2時間22分台での優勝経験を持つ2人。相性のいいコースで、背水の覚悟とともにレースに挑む。

 松田は2018年の大阪国際で初マラソンながら2時間22分44秒の好タイムで優勝し、一躍、東京五輪の期待の星に躍り出た。ただ、今年9月に行われた一発勝負のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では序盤のハイペースに対応できず、追い上げも届かず4位。レース後は悔し涙に暮れた。

 それでも「悔しい思いをした人こそ強くなれると思う」と、転んでもただでは起きなかった。ファイナルチャレンジの設定記録は自身が昨秋のベルリンで出した記録を1秒上回るが、狙うタイムはその先にある。「世界で戦いたいという気持ちが強い。今は設定記録ではなく、日本記録を目指している」。再挑戦の舞台に大阪国際を選んだのも「大阪生まれ大阪育ち。大阪から世界に羽ばたきたい」と地元愛は人一倍強い。

MGCでは7位に終わった福士加代子=東京都内(桐山弘太撮影)
MGCでは7位に終わった福士加代子=東京都内(桐山弘太撮影)
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 一方、経験豊富なベテランも最後の切符を虎視眈々(たんたん)と狙っている。MGCで7位に沈んだ福士は「(MGCよりも)今のほうが調子がいい」。16年リオデジャネイロ五輪で14位と不完全燃焼に終わった悔しさを胸に、最後まで東京五輪を目指す気持ちに変わりはない。

 自己記録の2時間22分17秒をマークした16年大阪国際の走りを再現できれば、五輪にも近づく。ワコールの永山忠幸監督は「2時間21分30秒というところが目標」と話し、今後は練習の強度も上げていく方針。設定記録を一つのターゲットに、果敢に挑戦していく覚悟だ。(宇山友明)

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