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【大阪国際女子マラソン】小原、石井らの積極レースに期待 ベテラン福士も虎視眈々

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前日練習を終え引き揚げる小原怜=26日午後0時2分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
前日練習を終え引き揚げる小原怜=26日午後0時2分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)

 2020年東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への切符を懸けた「第38回大阪国際女子マラソン」(大阪市・ヤンマースタジアム長居発着)は27日に号砲が鳴る。大会前日は肌寒く、強い風にも見舞われる中、有力選手らは大阪城公園周辺で最終調整した。

 大阪管区気象台によると、レース中は晴れの予報。最高気温は8度で厳しい寒さは続くが、女王の座をかけた戦いは熱く展開されそうだ。

 今大会で優勝を強く意識している一人がマラソン初優勝を狙う小原怜(天満屋)だ。2時間23分20秒の自己ベスト更新が大きな目標で、武冨豊監督も「最低でも2時間24分以内」と話す。今回の出場者の中で唯一、MGCの切符を持っている立場。積極的なレースになるとみられる。

 年明けに腰を痛めたのは懸念材料ではある。しかし、昨年の大会ではMGCの出場権を持っていたチーム後輩の前田穂南(ほなみ)が25キロ地点で最初に仕掛ける強気なレースを展開したのを見て、「後輩の頑張りに感化されている」と話す。ペースメーカーが離れる30キロ以降がポイントになりそうだ。

 若手の中では23歳の石井寿美(ひさみ)=ヤマダ電機=も積極的なレースを展開しそうだ。2度目のマラソンに向け、30キロ走を中心に順調に練習を積んできた。初マラソンに臨む大森菜月(ダイハツ)もレースで1万メートルより長い距離を走った経験はないが、粘りの走りができれば面白い存在だ。

 今回はペースメーカー(5人)が二手に分かれ、2つの速度でレースをつくる。一つは5キロ17分0秒で、2時間22分~23分台の好タイムを狙うための集団。2年半ぶりのレースに臨む福士加代子(ワコール)も「前の集団で」と話し、虎視眈々(たんたん)と優勝を狙う。

 もう一つのペースメーカーは5キロ17分15秒。確実にMGCを狙うためには、前半は無理をせずにこのペースで余力を残す選択肢もある。女子のMGC出場者はまだ8人。多くの選手が新たに切符をつかむ必要がある。(丸山和郎)

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