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羽生結弦、全日本欠場を発表「一日も早くベストな状態で練習を」 平昌五輪代表は確実
フィギュア更新フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストで、11月9日の練習中に右足関節外側靱帯(じんたい)を損傷した羽生結弦(ANA)について、日本スケート連盟は18日、平昌五輪代表の最終選考会を兼ねて21日に開幕する全日本選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)を欠場すると発表した。けがの回復が遅れたためで、今後は、実績から救済処置での代表選出が確実な平昌五輪連覇へ全力を尽くすことになる。
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羽生は連盟を通じて「全日本に向け、治療とリハビリに取り組んでまいりましたが、断念せざるを得なくなりました。今後は一日も早く、ベストな状態で練習に専念出来るよう頑張りたいと思います。」とコメントした。
通常の捻挫よりも長引くけがで、当初は3~4週間程度と見込まれた回復が遅れた。14日にも「腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くありません。いつから練習を再開できるかは、まだ決まっていません」と談話を出していた。
日本男子の五輪代表枠は3。過去に世界選手権優勝の実績がある羽生は、けがで全日本を欠場しても救済処置で選考対象となり、全日本終了時の世界ランキングなどで選出が確実な情勢だ。