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【プロ野球】慶応出身ルーキー、広島・加藤拓也が九回一死までノーヒットノーラン 荒れ球が持ち味、黒田譲りの“男気”

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慶応出身ルーキー、広島・加藤拓也が九回一死までノーヒットノーラン 荒れ球が持ち味、黒田譲りの“男気”

プロ野球更新
広島対ヤクルト 初先発初勝利を収め、ファンとハイタッチする加藤拓也=7日、マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵) 1/3枚

 加藤拓也らしい豪快なデビューだった。7日、マツダスタジアムで行われたヤクルト戦で九回一死までノーヒットノーランを演じた。偉業達成は逃したが初登板初勝利を手にした。

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 慶大時代から常時150キロ前後を計測する剛速球を軸に、鋭いスライダーやフォークを駆使する本格派。制球力に課題があって安定感を欠きながら、適度にボールが荒れた試合は手がつけられなかった。

 昨秋の東京六大学リーグの東大戦で達成したノーヒットノーランは記憶に新しい。10三振を奪った一方で5つの四球を与えているが、塁上を走者がにぎわしても気にする様子はなく、対峙する打者をばったばったと斬って取った。

 慶大時代は先発とリリーフをこなし、連投も辞さなかった。チームの勝利のためなら馬車馬のように働く“男気”は、昨季まで広島投手陣を引っ張った黒田を思い起こさせる。快挙達成こそならなかったが、リーグ連覇を目指す赤ヘル軍団に頼もしいルーキーが加わったことは間違いない。

(奥山次郎)

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  • 広島対ヤクルト 力投する広島先発・加藤拓也=7日、マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 広島対ヤクルト 5回、ヤクルト・大引をニゴロに討ち取りグラブを叩く広島先発・加藤拓也=7日、マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)