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「拉致問題 新たな動きを」蓮池さんが佐賀で講演

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 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(63)が13日、佐賀県神埼市で講演し、拉致問題が進展しない状況を踏まえ、「拉致被害者の親に『あと1、2年待って』とは言えない。菅義偉首相には早いうちに北朝鮮に一歩踏み込んだメッセージを送り、新たな動きをつくり出してほしい」と訴えた。

 蓮池さんは北朝鮮の現状について「国際的な経済制裁、新型コロナウイルス、水害の三重苦で非常に厳しい」と指摘。「日本がコロナ対策、食料支援、人道支援をやると言えば、食いついてくる可能性はある」との見方を示した。

 また「北朝鮮は一番強い要求をする(拉致被害者の)親の世代が亡くなれば、静まるんじゃないかとみている可能性がある」と主張。引き続き拉致問題の解決を強く求めていくことが重要だとした。

 蓮池さんは昭和53年7月、妻の祐木子さん(64)と新潟県柏崎市で拉致された。平成14年10月に帰国し、現在は同市の新潟産業大で准教授を務めている。

 講演会は佐賀県や神埼市などが主催し、市民ら約410人が来場した。

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