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宮崎駅に「高千穂口」「大和口」 JR、神話にちなみ愛称

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 JR九州は6日、JR宮崎駅(宮崎市錦町)の出入り口に神話にちなんだ愛称をつけると発表した。14日の駅高架下商業エリア「ひむか きらめき市場」開業に合わせ、西口は「高千穂口(たかちほぐち)」、東口については「大和口(やまとぐち)」の愛称で呼ぶ。

 宮崎市は天孫降臨の地とされる高千穂峰を望み、初代天皇である神武天皇がまだカムヤマトイハレビコと名乗っていた時代に高千穂宮があった地と伝わり、古事記や日本書紀で重要な地と位置づけられる。こうした神話の舞台として市民らに根付いていることを踏まえ、「宮崎未来塾」(塾長=中山成彬衆院議員)などが「神話につなんだ愛称を」と提案。神話にちなむ愛称は、宮崎県の歴史の重みを継承していくだけでなく、個性ある駅舎の演出や集客効果も期待できると指摘していた。

 これらの提案を受け、JR九州は今年が日本書紀編纂1300年の節目にあたることに加え、宮崎駅が改装しているタイミングに愛称をつけることに決めた。高千穂口は、高千穂峰を望める「高千穂通り」が西口を出るとすぐあることが由来。大和口は、日向の国から大和の国に海道東征に出た神武天皇が日向神話で伝承されていることにちなんだという。愛称は14日から駅舎内の案内板に記載されるといい、JR九州は「今まで以上に駅に愛着と親しみを持っていただき、ぜひ多くの人を駅を訪れてほしい」と話した。

 宮崎未来塾の永崎収一教頭は「新しく生まれ変わる宮崎の陸の玄関口に愛称ができることは大変うれしい。これを契機に、国内外の多くの方に宮崎に来ていただき、宮崎の記紀神話に触れてほしい」と語る。

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