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九州・山口で事業強化 星野リゾート代表「十分な潜在力ある」 福岡で発表会

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自社の戦略などについて語る星野リゾートの星野佳路代表
自社の戦略などについて語る星野リゾートの星野佳路代表

 国内外で高級宿泊施設を運営する星野リゾート(長野県軽井沢町)が5日、福岡市内で報道関係者向けに発表会を開いた。星野佳路代表は、九州・山口での事業展開について「有名温泉地が多く、重要な拠点だ。世界からいらっしゃっていただく十分なポテンシャルがある」と述べ、今後も事業展開を強化する考えを示した。同社は山口県長門市や大分県九重町で高級温泉旅館「界」ブランド2施設を運営するほか、複数の進出計画がある。

 観光関連産業は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い苦境に立つ。ただ、星野リゾートは、地元や隣県など短・中距離への観光旅行「マイクロツーリズム」需要への注力で、コロナ禍による負の影響から脱しつつある。

 各施設は、今春の感染拡大以降、インバウンド(訪日旅行)需要が消滅したものの、マイクロツーリズム客向けに、料理や提供するサービスを変更するなどの訴求策が奏功し、客室稼働率が昨年度比で向上したケースもあったという。

 星野氏は「コロナ禍を乗り越えていく方法が見えてきた」と強調する。

 星野リゾートは現在、山口県下関市や大分県別府市や同県由布市、鹿児島県霧島市、長崎県雲仙市などで進出の計画や検討を進めている。

 星野氏は、九州について「(官民の誘致策を)九州ブランドで統一し、周遊などに取り組んでいるのは効果的だ」と評価しつつも、インバウンド需要が中国や韓国の2カ国に集中していることが弱点だと指摘した。その上で「欧米の人々が来る場所には、アジアの人たちも自然に来る。欧米(への売り込み)を忘れてはいけない。九州は東京や京都に比べ、欧米での認知度は劣る。そこは、星野リゾートにとって、少なからず、貢献できる分野だ」と述べた。

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